災害に強い環境、住みやすい環境はどうあるべきか。
そんなテーマで松山市の放置竹林を伐採し、竹炭づくりをおこなっているいるクラブをご紹介します。
     
    【活動内容】

市有の放置竹林を伐採し、竹炭づくりの資材となる竹材を入手します。
木材とは違い、中が空洞で素人でも比較的簡単に切り倒すことができます。
    

1日半かけて竹炭を作っています。
竹材の詰め込み、火入れ、煙を見ながらの作業。約6〜8時間経過した後、消火し翌日窯だし。また、副産物として煙に含まれる竹の成分、竹酢液を採取しています。

     

竹炭や竹酢液の利用法や環境問題についても勉強しています。
    
●市農林水産課のご協力も得ながら竹を伐採。 ●竹炭づくりの合間に参加者に竹炭や竹酢液の利用法、放置竹林についての勉強会を開催。
●竹炭づくりの風景、煙を見ながらのんびりとした時間が流れる。 ●ドラム缶の窯が冷めた後フタを開けるまで中身は見えず出来上がりへの期待が高まる。
     
     【今後の活動について】
団体としての活動は始まったばかりですが、活動自体はあまり難しく考えず、まず継続していくことを一番に考え、自然の中でゆっくりした時間を仲間達と過ごしていきたいと思っています。
また、今後は竹炭づくりだけでなく、伐採後の山に木を植え、豊かな森づくりを目指します。
そして、活動の範囲も市有だけではなく民有の放置竹林へも広げていき、水源涵養や山林災害防止などに少しでも寄与できればと思っています。

《問い合わせ先》 竹の子クラブ・立田