NPOえひめ情報ボランティア協会
松山城築城400年記念曲「おんなの城下町」

”歌は 私にとって とても大切なのもの”
   『明るく前向きに生きることができるのは、歌があるからなんですよ。
        それに、歌うことは、健康面にいいんです・・・』

と、素敵な笑顔で気さくにお話をしてくださる松山市在住のイキイキ日野さん。

日野さんは、短期大学栄養士課程を卒業して、地元
の給食担当栄養士として働き、22歳で結婚。
その後は、子育てに専念する平凡な主婦だったそうです。

「歌うきっかけは何だったんですか?」とたずねると
「子供たちに手がかからなくなった平成6年のある日、通りすがりに見た歌謡塾の看板を見て、運命的なものを感じたので、すぐ入門したんです。それが、歌を志す出発点になったみたい・・・」とのお返事でした。

そして、「指導を受けているうちに本当の歌の楽しみを知り、自分も歌に関わって生きていきたいとの思いが日毎に強くなってきたのがきっかけで、歌謡喫茶を平成8年にオープン。その喫茶を営みながら、もっと本格的に歌を学びたいと通信教育で毎日勉強して、歌謡音楽認定講師になることができた。」とのことでした。

また、「平成12年の”瀬戸内しまなみ海道”の開通がきっかけで、愛媛には、道後をはじめとして素晴らしい場所が多いのに、地元を代表する歌がない。それも、心に残るご当地ソングがあれば・・・と、素晴らしい地元を表現する歌を発掘したいと考えるようになったんです。」と、ご当地ソングを歌うことになったきっかけも教えて下さいました。


イキイキさんは、穏やかで優しい愛媛の風景が大好きです。
そして、歌を通して、この地を紹介することができないかといろいろ探して出会った曲が、”愛媛思情”であり、出会ってすぐにこの歌をリリースしたとのことです。
3人目のイキイキさん(日野さん)

今では、ご自身で作詞・作曲し、かつご当地ソングの歌手として活躍されながら、たくさんの生徒さんに歌を教えています。
「最近では、歌える幸せ、歌う楽しさがようやくわかってきたような気がします。」と、本当に幸せそうにお話されていました。

また、平成12年から毎年チャリティーコンサートを開催しているそうです。
このコンサートでは、「思い出の歌をお客様といっしょに歌うんですよ。そして・・心のふるさとに帰れるような気持ちになってもらえば・・・」とのお話もありました。
さらに、このコンサートの収益金は、松山市が整備事業を行なっている”水源の森づくり”基金へ寄付されているとのことです。

「自分の好きな歌を歌えて、少しでもボランティアの皆様のお役に立つことができれば嬉しいです。」と、毎年このチャリティーコンサートを企画するそうです。

「歌は、私にとって大好きだし、とても大切なもの。好きなことを仕事にできることを幸せに思っています。歌うことで、すごく大きな影響を受けています。たとえば、深い呼吸をすることは健康面で良い影響があるし、歌詞やメロディーを覚えることで頭にもいい刺激を与えます。それに、明るく前向きに生きることができるのは歌があるからです。」と素敵な笑顔で話されました。



                       栄養士として働く。
                       平成8年「歌謡喫茶」をオープン。
                       平成9年ビクター認定の「歌謡教室」をスタート。
                       平成12年から毎年、チャリテイーコンサートを開催。



 
2003.10.21